種麹培養装置

 

装置概要

種麹の製造は殺菌・冷却・盛り・手入れ・積替えと様々な工程が個別に手作業で行われており、大変な手間がかかり、無菌環境を整えることが困難であり、培養中の温度・湿度管理なども技術及び人手を要します。

 

本装置は原料の殺菌・冷却・種接種・培養の工程を同一容器内で行うことで無菌状態の培養が可能となり、種麹製造の省力化、有害細菌不検出の良質な種麹を得ることが可能となりました。

 

装置の特徴

(1)殺菌・冷却・種接種・培養を同一容器内で行うので、種麹製造の省力化が出来ます。

 

(2)胞子濃度が20億個/g、有害細菌数不検出の良質な種麹の製造が出来ます。

 

(3)加熱殺菌後の原料の冷却は真空冷却装置で行います。冷却の際に缶を開放する必要が無く、缶内を無菌状態に保てます。

 

(4)種接種は真空状態から開放する際に、種麹を同時に吸引させるので、均一に種接種が出来ます。

 

(5)培養工程は全自動制御になっており、無人で行えます。

 

■ラインナップ
種麹培養装置は30kg、50kg、70kg、100kg、200kgを各種製造しております。